日本道観総本部では14,15日の両日、かねてから交流のあった台湾台南市の大観音亭興済宮より33名の方々が日本道観参拝に来られました。
また、その中には正一教の李游坤道士がお弟子さん2名も同行されて日本道観の皆様の長寿と健康を祈る儀礼を行って下さいました。
日本道観恒例の熱烈歓迎パーティを開き、日本道観スタッフを中心に明るく踊り歌い、大観音亭興済宮 日本道観参拝団のみなさんも一緒に立ち上がって踊り、国を越えたタオイズムの輪がより深くつながった幸せな2日間でした。
14日午後12時55分着の飛行機で台湾高尾の空港から到着されるという大観音亭興済宮 日本道観参拝団のみなさんを、日本道観早島妙聴副道長と日本道観関東スタッフ、日本道観会員有志のみなさんと共に、お出迎えしました。
熱烈歓迎の赤いボードと直前に覚えた中国語でお出迎え、笑顔笑顔の対面となりました。
ホテルには日本道観の別のメンバーが熱烈歓迎の横断幕を準備して歓迎です!
日本道観と台湾の道教交流はすでに日本道観始祖早島天来大先生のころから40年を越える歴史があります。
大観音亭興済宮呉漢清副董事長、そして李游坤道長がご挨拶くださいましたが、舞台に飾られている日本道観始祖早島天来大先生のお写真に深々と頭を下げられたお姿に、私達も感動いたしました。
そして、早島天来大先生が日本にタオイズムを広められたこと、そしてこうして交流が続いていることについて、感動の言葉を述べられ、共にこれからも学び交流し、伝えて参りましょうというご挨拶でした。
日本道観スタッフや日本道観会員さんの明るく陽気な踊りや歌に会場総立ちになるくらい盛り上がり、お料理も盛りだくさんにパーティのひとときを楽しみました。
15日の朝8時にホテルを出発された御一行はお元気に笑顔で日本道観到着。また恒例の 横断幕を持って「ホワンイン、ホワンイン」(歓迎、歓迎)でお迎えしました。
美しい刺繍の日本道観の旗!
日本道観道場に入られてまず 日本道観の大変立派な台湾の刺繍の旗をプレゼントにご用意してくださり、日本道観一同大感激、まずご宝前に飾らせていただいて、参拝をされました。
大観音亭興済宮の皆様の旅の安全とご健康を祈って、そして日本と台湾の道教交流が益々さかんになるように、また大観音亭興済宮の皆様、日本道観の皆様の各家先祖代々のご供養もかねて、早島妙瑞道長御導師のもと、荘厳にご法要を致しました。
台湾の基隆よりおいで下さった李游坤道長が日本道観一同のために長寿と福徳を祈って道教儀礼をして下さいました。儀礼は正一教の方法で行われ、厳かでお経も声も清浄に響き、参加者の心も体も清浄になりました。
昼食会も大変和気藹々と楽しく時を過ごし、李游坤道長が中薬のご専門でもあられることで、話しも弾みました。
お料理も大変美味でみなさん「ハオ、ツー」(大変美味しい)と喜んでくださいました。何度も乾杯をして(台湾の乾杯はビール、ジュース、お水、お茶なんでも手に持っているグラスで良いのです)親交を深めました。
昼食会も名残惜しい感動をのこして無事終了し、「台湾で会おう」、「福島にもまたおいでください」と声を掛け合い笑顔を交わし会い、別れを惜しみ、みなさんの笑顔が心に残った本当に幸せな2日間でした。
やはりタオイストは見えないつながりがあり、時代や国を越えた魂の交流があるのだとの思いを深くし、心がとてもとても暖かくなった、大観音亭興済宮の皆さんと日本道観の交流の2日間でした。