性命双修とは 心とからだともに修行するという
タオイズムの修行の根本を説いた言葉です。
心とからだ、共に自然なありのままの状態に戻してあげることにより
初めて人間は、明るく楽しくとらわれのない
無為自然な生き方「道」(TAO)に到達することができます。
そして無理することなく あなたらしく 自分を生かして
あなた自身の心とからだに自然にわき上がる「気」に乗って
ポジティブに人生を開いてゆくことができるのです。
本来人間は 心や頭だけでなくからだ全体を通して物事を感じ考え行動しています。
心とからだは共につながり 互いに影響し合っています。
きりきり痛む胃をおさえながら
明るく楽しくポジティブな一日を過ごすことは出来ないですし
疲れてしょぼしょぼする目では
仕事も進まず 仲間との楽しい会話もおっくうになり
新緑の緑も目にはいらない
豊かな天地自然の恵みさえ受け取ることができなくなってしまいます。
また からだが若く健康でも
明日を心配して心は重く イライラしながら日々を過ごしていたら
本当にあなたらしく自由に生きているとはいえません。
私達人間は 健康な心とからだがあってこそ
楽しく充実した人生が送れるのです
天地自然に沿った無為の生き方「道」(TAO)こそが、本来の明るく楽しい生き方なのです。