乾隆帝の龍

龍のページ TOP  >  日本の龍

日本の龍

龍神 龍王

日本の龍 龍神とは龍の姿をしている神様で、水を司る神のことです。
そして日本の中世において、雨や雷は龍神によってもたらされると信じられていました。
古代、農耕民族であった日本人にとって雨が充分に降れば、豊作になり、皆安心して豊かに過ごせ、雨が降らずに干魃になることで人々が飢え死にするといった時代には、雨を降らせる龍神様はとても大切な農耕の神様でした。干魃には龍神に祈りまた大雨のときも雨がやむように龍神に祈ったのです。

また水の神様ですから漁師の守護神でもありました。
航海の安全と大漁を龍神様に祈ったのです。


★浦島太郎の龍王

皆さんがよく知っている有名な昔話 浦島太郎の伝説にも龍神(龍王)が出てきます。
亀を助けた浦島太郎が、恩替えしにと亀の背に乗って連れて行ってもらったのが龍宮城ですね。そこで歓迎してくれたのが乙姫様(龍王の娘 龍女)だったのです。
そして地上に戻りたいと願う浦島太郎に龍女は決してあけてはいけないと言って玉手箱を渡します。ですが地上に戻ってきて、世界があまりに変化してしまっているようすに驚きまた悲しんだ浦島太郎は玉手箱をあけてしまいます。
そして玉手箱をあけた瞬間白い煙りとともに白髪の老人になってしまったといわれています。年をとらない龍宮城の世界、そして箱をあけて急に年をとってしまう話しなど、どこか摩訶不思議な道家、道教思想につながっているといわれています。

龍のページTOP へ

ページ TOPへ

韓国の龍 へ