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天來大先生・タオイズムの旅

台湾

  台湾ではなお道教が人々の信仰を集め、各地には必ず廟が見られる。

  早島天來大先生は今までに何回となく台湾を訪れ、友人も多い。とくに導引術を披露した時は、台湾の道士が一斉に驚嘆の 声をあげ、「これこそ道家の神髄」と礼賛した。小さな廟を回り、道士と親交を深める台湾の旅は心やすらぐ一刻(ひととき)であった。

香港

  香港の道教は全真教系といわれる。寺廟も多く、龍門派の道観も存在するが、香港政庁(当時)管理の下に置 かれた道士の多くは職業化し、道家本来の姿が見られなかったのは残念であった。

道士の礼装をする早島天來大先生
道士の礼装をする早島天來大先生

香港の道観にて
      香港の道観にて

済州島

  済州島には多いもの、少ないものが三つある。多いのは風、石、働き者の女にプラス美しい人情と、自然と果実。少ないのは物乞、 泥棒、門。これでも済州島がいかに平和な島であるかがわかる。

  韓国は儒教の国といわれるが、かつては道教が信仰されていて、済州島には天帝楼などの遺跡が残る。トルハルバンと呼ばれる 石像が早島天來大先生をやさしく迎えてくれた。


早島天來大先生は済州島に行く前から地元信仰の
仏様(トルハルバン)を日本道観に 祀ろうと話していた。
現在、日本道観総本部の玄関でお客様をニコニコお迎
えしている。

ペルー

  一九九三年八月六日付けのペルー新報に「日本道観早島正雄道長ペルーに来る」「中国五千年の歴史をもつ自己健康法、慢性病か ら心の悩みまで解消!」という活字が躍った。この年十月、ペルーを訪問する予定だった早島天來大先生を日系移民やペルーの人達は心待ちしていたが、世界情勢などの影響を受け、実現されなかった。 その代わり天來大先生の著書を多数寄贈。導引術やタオイズムの普及と日秘親善に大きな役割を果たした。



ペルー訪問の記事はペルーで発行されている新聞「ペルー新報」にも大きく取り上げられた

ペルー訪問の記事はペルーで発行されている新聞

東奔西走


  早島天來大先生の人生は、まさに東奔西走の毎日であった。

  今日、老子とタオイズムの研究はフランス、イギリス、ドイツなどヨーロッパ全域、ロシア、アメリカ、豪州、南米にまで広 がっている。早島天來大先生はこれらの国を直接訪ねたり、あるいは著書を通して大きな影響を与えてきた。

国際色豊かな「春の祭典道家新人会」にて
国際色豊かな「春の祭典道家新人会」にて

無為自然の大切さを説く
無為自然の大切さを説く

カナダのチャールズ・ランメルさんと
カナダのチャールズ・ランメルさんと

  また、国内においても導引術、動功術、静坐法、洗心術、書術の指導に全国を飛び回り、必要な人には特別の服気法 や房中術も教え、大勢の人達から感謝されている。早島天來大先生のあるところ常に人ありであった。

早島天來大先生のいるところ常に人あり
早島天來大先生のいるところ常に人あり

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